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January 2006

01/31/2006

 もらい泣き

いつもお茶をご注文くださるSさま

 70歳くらいの上品なおばあさまです。

 「お茶をくださいな」と、はじめて声をかけていただいてから、

 3年ほどが経ちます。

 
 年末に、最愛のご主人さまと永久のお別れをされました。

 ひとなぬか、ふたなぬか、・・・と経ち、

 もうすぐ四十九日に法要をされるということで、
 返礼品のお話をいただきました。

 誰もがいつかは必ず訪れる日ですが、

 愛する人を失う痛みや悲しみは、

 どんな苦しみよりも大きいと思います。

 
 「あの人はね、お風呂にはいっとらしてね、
 そのまんま、心臓がね、止まってしまわして・・・
 
 そのときは苦しかったようだけど、
 家族や私には、全く手をかけささんで、
 いってしもうたとよ。
 本当に優しい、いい人だったわ。」

 とSさん。

  
 Sさんの目には涙があふれ、

 お話を聞かせていただいた茶娘も
 もらい泣きしてしまいました。

 
 茶娘の父も、今日が命日です。

 毎朝、お線香をあげて、
 お仏壇に手をあわせることから1日がはじまります。

 残された私たちにできることは

 前をむいてせいいっぱい歩いていくこと。

 今はそんな風に思っています。

 
 涙をふきながらも、「幸せな人生でよかったわ」

 とおっしゃったSさんのお顔が、

 お釈迦様のように光って見えました。

 
  

 このつたない、茶娘の毎日をはじめて1年が経ちました。
 
 つたない日記を、いつも読んでくださっているみなさま、

 どうも、ありがとうございます。

 のんびりゆっくりと、歩いていきますので、

 どうぞこれからもおつきあいください。<(_ _)>
 

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01/28/2006

東京日記・原美術館

1月21日 土曜日 雪

朝、目覚めると、

まっ白な世界が目の前に広がっている

無機質に見える高層ビルも、
枯葉を落とした裸の木にも、
真っ白な雪が降り積もっている。

想像以上の雪に戸惑いつつも、
重装備で身支度を整える。

品川にある、原美術館に行くのだ。

この美術館は、
東京に数ある美術館の中でいちばん興味があったところ。

予定を考えている段階では、
「冬季休館」だった。

しかし、運がいいといいというか、
現在、展覧会を行っている作家の評判がよいようで、
展覧会の期間延長を知った。

  これこそ、幸せ貯金のなせる業。

  神さまのおぼしめしだろう。

品川の駅からは、徒歩で15分。

しかし今日は雪である。・・・・・・でも、歩いてみよう。

地図を見ながら、かなり近くまできた。
目印の交番があった。

しかし、目の前には、同じような細さの道が二本。
きっとどちらかが、当たりのはず。

・・・・・迷うよりも、聞いたほうが早い。

方向音痴の私には、
自分で道を判断することができない代わりに
どんな人にでも、道を尋ねることができる。

交番のおまわりさんに道を尋ねると、

「こっから見て、左の道を入ると
   500メートルくらいで美術館ですよ」

  と教えてくださった。

閑静な住宅地、
偶然にたどり着くことはない、その場所に入ると、

大きな木と品のいい建物が見えた。

そして、この雪。

童話の中の世界のよう。

美術館は11時から開く様で、
ほんの数分間は
白い息を吐きながら待つ。

鉄格子のような、重厚なつくりの入口の前で
数人が体を震わせながら待っていた。

   さぁ、どうぞ。

  
      扉がひらかれた。

オラファーエリアソン

         影の光展


白い壁の中に、光の世界が広がる

どう説明すればいいのかわからない。

けれど、朝日を見たときのような、

夜空の星の瞬きを見るときのような、

自然の中で感じる、光の美しさへの敬意と同じような気持ちが湧き上がる


小さないくつもの部屋の中で、

いろいろな光の表現が行われていた。


ここでも親切な学芸員さんに出会い、

一番見てみたかった作品や、
迷路のようなつくりの建物の内部の回り方を
教えていただいた。

私には、「困っています、助けてください」
オーラが出ているのだろうか(笑)

本当に、みんな親切で、涙がでちゃうわ。


ミュージアムショップで、あまりの面白さに

じゃ、これ端から端まで全部~

と、セレブのような購買意欲が沸いたけれど、
もちろん、そんな買い物はできないわけで。

迷いつつも、腹の虫の機嫌もとらねば一日もたないので、
庭に面したカフェに入る。

イサムノグチの彫刻の見える席に座る。

「いまから、ピクニックへいきましょう」的な

小さなパンや、骨付きのソーセージや
野菜のスティクや、数種類のソースなどがついていた
かわいい食べ物を食した。

緑色の瓶にはいった、
ただの水をごくごく飲みながら、

今日、この美術館に付き合ってくださった心優しき人との
会話を楽しむ。

外は雪で、
素敵な展覧会をみて、
美味しい食事と、弾む会話

はじめてお会いしたのに、
なぜがか懐かしい、

そんな人にはなかなかめぐり会えないけれど、
どうもめぐり会ってしまったようだ・・・・

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01/26/2006

東京日記・恵比寿のソラ

『 東京には空がない 』 

      と智恵子が言っていた。


それを信じていた私は、恵比寿の空を見上げて

東京にも空はあった、

と嬉しくなった。

早足で歩く人の流れにはのれないけれど、

親切に切符の買い方を教えてくれた

元相撲部のような大きな駅員さんの
はにかんだ笑顔。

この街で生きている人も温かい。

それはとても嬉しい発見だった。


満員電車の中で、体を小さく丸めていたことも、

無理をしなければ、そう摩擦がおきることなく、

過ごせるような気分がしていた。


恵比寿の駅からのびるスカイウォークという、
エスカレーターを平たくのばして、
速く歩くことのできる機械にのって歩いた。

ただのっていれば、恵比寿ガーデンプレイスに着く。


東京で行きたい場所のひとつめ。

「東京都写真美術館」

 植田正治:写真の技法

静かで、優しく、空と空気が感じられる写真

名前だけは知っていて、
いつか見てみたいと思っていた
写真家さんである。

モノクロームの中に
ほのかな薄い黄色を感じさせる世界

見ている側の動きも、
他の誰の見る範囲を邪魔しないように、

ゆっくりと、そして、慎重に距離をとりながら、
静かに穏やかに、

まるで一時停止やスローをかけた
ビデオの中の世界のような
時間の止まった展覧会。


じんわりとよさがわかってきて、
一度見た写真を何度も何度も、

行ったりきたりしながら、見る。

会場をでても、
スロウな世界の余韻は続いていて、

図録を買い求め、



だあれもいない、



広い天井のロビーの黒いソファに腰掛けて

その図録をゆっくりと開いた。


静かな時間。


本当にここは、東京なのだろうか?

奇跡のような、静寂を手に入れた私は、

いつまでもそのソファに座っていたい気持ちだった。

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01/25/2006

お江戸に着いたよ

空港のロビーにて

預けた荷物を待つ私とAさん。


「おお、着いたね、頑張ったね」

とAさんが言って、ガバーっと抱きしめてくれた。


これは、もう立派なカップルである(汗)

ここは、都会だから、
みんな見て見ぬふりをしている・・・・



そして空港から、
モノレールに乗り換えて東京の風景を眺める


大きい建設中のビルをみて、

「うぁーっ、レゴみたい。」と言ったら、

隣の席の紳士の顔が苦笑いをしている。

はい、私はあまりビルをみたことがないのです。



東京の芝浦にあるから、「東芝」というんだよ。

へぇええええ~と

Aさんの豆知識をメモりながら、ホテルへと足を進める。


ホテルにチェックインしたら、
それから最終日の朝までは、

独りっきり。


「一緒に行けるけど、

  東京着いたら別行動になるからね」


Aさんはお忙しいのだ。


おまけで私を連れきてくださったというだけで
もう、感謝感激である。


荷物を部屋に運び、

さぁ、頑張ろう。と鏡の中の自分に声をかける


「電車の切符・・・・ってどうやって買うんだろう?」


少し不安だったけれど、
わからなかったら聞けばいいのだから。


足早に駅を目指した。

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茶娘・お江戸へゆく

1月20日 金曜日 晴れ

航空券を何度も眺めてみる。
14時すぎの飛行機で東京へ飛ぶ、
という数時間後の自分が信じられなかった。

気がつくと、
その航空券は同行者の旅慣れた友人Aさんの手にわたり、
瞬きをしている間に、搭乗手続きが済まされて、
荷物も預けられている。

なんという男前っぷり。

惚れる。

しかし、Aさんは同性である。

恋愛に少々の抵抗はあるものであるが、
今日はその話はよそう。


さぁ、体ひとつで空を飛んでいこう。

苦手な飛行機に乗って。


グッと体に圧がかかり、耳鳴りがする。
泣きながら体を強張らせ、目をきつく瞑る。

ぎゅっ

汗でにじんだ手をAさんが握り締めてくれた。

「大丈夫、大丈夫」

「鼻をつまんで、目から空気を出すといいんだよ。」

優しい言葉に心がほっと安らいだ。

機体の揺れも収まり、
私は目を開けてAさんの手を離した。

「ん、じゃ、アタシは寝るから」

Aさんは寝てしまった。

・・・・あまりに対照的な私とAさん。

そもそもこの東京行きは、
東京にAさんが用事で行くことになり、

その話をきいた私の母が、「ついでに茶娘1号も連れてって」

と軽いノリで言ったのがきっかけだった。

迷っているうちに、航空券は取れ、
ホテルの予約もされ
もう逃げられないというところまで、話は進んでいた。

こんなにお膳立てしてもらって、
断るわけにはいかない。

「旅行は楽しむものよっ」

私の背中をAさんと母と妹が勢いよく
押していた。

「どんどん、連れて行っちゃってください」

妹の言葉を思い出す。
そんな、拉致のススメがあっていいものか、どうか。


「・・・・あと10分ほどで到着となります。」

機長のアナウンスのあと、機体がまた揺れた。

ううっ・・・・・

涙ぐみながら、着陸姿勢をとる。

もちろんAさんは私の手を握り締めていてくれる。

「大丈夫、大丈夫

      ほら、着いたよ。」

目を開けるとそこは、東京だった。

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01/18/2006

福 を 呼 び 込 む 裏 技

こんにちは~。
【茶の間】の福ちゃんこと福太郎です。



昨日スーパーに買い物に行ったらこんなものを見つけました。
                      
コレ
fukutaro





















そう。節分の鬼の面です。
福ちゃんにぴったりなのでお姉ちゃんに頼んで買ってもらっちゃった。
もうすぐ節分なんですね~。


福ちゃんの家でも節分の夜は、「豆まき」をします。
豆をまき終わったら、福を逃がさないようにドアを閉めて、
自分の年齢と同じ数の豆を食べますよね~。


こうすると“まめ”に暮らせるとか、
来年の分まで福を、という
厄除けのおまじないになるとか。




でも自分の年齢の豆なんて食べれないと言われる方もいますよね。
しかも結構胸焼けするし。

福ちゃんもいっぱい食べれんのやけど、実は福ちゃんには裏技があります。


なんとお湯のみに
歳の数の豆をいれて熱いお茶を注ぎそれを飲めば、
それが福茶になって年の数だけ食べたと同じご利益があるとか!


これいいよね~。
今年はこの裏技で福を招いて下さい~。


あ、もちろんその時に入れるお茶も福茶でね~。
 
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http://www.kitamuracha.com/order/order.html#fukucha

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01/17/2006

安心する言葉。

友達・草ちゃんのひとこと。



「何かあったらいつでもいらっしゃいな」



この安心感はただものではない。

本当にいい友達だ。


草ちゃんは、私の緊急避難空港、そして駆け込み寺。

何かあっても、何もなくても、

草ちゃんちのこたつに入って、

ボソボソと話をするだけで、心がゆるむ。


草ちゃんの旦那さんも、


「智子さんって、昔っから・・・だね」 とぽつり。

私と草ちゃんと旦那さんは、

中学校のクラスメイトなので、

草ちゃんに甘える私を、

草ちゃんの旦那さんは、15年みてきたのだ。

「ハハハ、また!?」

と、呆れ顔で笑っていてくれる。

草ちゃんの旦那さんも優しい。








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01/15/2006

地図がよめない・・・・茶娘

13日の金曜日

米国ではあまりいい日ではないと言われているようだけど

(怖い映画もあるし)

大丈夫、大丈夫。

今日は長崎の知人と異業種交流というか、

飲み会にいってまいりました。

しかし、まず、待ち合わせ場所がわからなかった。

お世話人さんに連絡をする。

「あ、●●町の電停でおりて、あとはさんざん迷ってみて」

ガチャリ・・・・


私は地図が読めない女である。


・・・・でも「迷ってみて。」
というリクエストにも答えなければならない。


律儀な気持ちから、どんどんと突き進み

本当に迷った。


ここはどこ??????


お寺の前を2度通り、閑静な住宅地の道に入り込んだ。

ごーんごーん、と19時を知らせる鐘の音が響く。


待ち合わせは19時。


タイムアップである。


「ここどこでしょう」

と電話をかける。


方向としてはかなり近いところまで来ていたのであるが、
おしかった。


スタート地点に戻り、指示のように川を目指して歩く。

遠くに見覚えのある、お世話人さんのシルエット。


「あああああああ!!さんざん迷いましたよっ」


と半泣きでゴール。



やっと、はじまるのだった。



そこは、長崎の路地裏、
立派なお屋敷を改装したお店。

貸切の部屋に入ると、
吹き抜けの高い天井に
中庭を見渡せるカウンター、
ずらりと並んだボトル

白いソファーと
シンプルで座り心地のいい数個の椅子に、

紳士が座っている。

まるで映画のワンシーンのような、
個性的でオシャレで
落ち着いた紳士よりどりみどり(笑)


・・・・・もちろん、選べない(既婚者ですからねっ)


本日の会のメンバーでありました。


・・・・冷静に考えて、ここになぜ私が参加しているのかが
謎であるが・・・・・(笑)年齢も職業も違いますから。


でも、ご縁というのは不思議なもので、
はじめてお会いする方とも自然にお話ができました。


今日は気張って和服姿で出かけたので、

普段の私の
2割・3割り増しで化けてみました。

祖母の、扇模様の絞り染めのワイン色の着物に
赤いかんざしをさして。


化けた甲斐があり、
皆さんがいつも以上に優しかったような気がします



創作和食も絶品。
苺の食前酒・キリンクラシック・焼酎2種

を飲み

2次会
赤ワイン2種

を飲み


3次会 

着物姿で、飲み屋街を紳士3人と歩く姿に

「チーママ、本日3人同伴です」
みたいだよねぇ。

とボソッと話をしていたのがツボにはいりました。

・・・・・そうとも見える不思議なメンバーでしたから。


真夜中0時に、胃の強い4人のツワモノで
サッポロビール・ひとくち餃子10人前


で、宴は終わりました。


二日酔いなし。


アタシ結構、お酒強いみたいだなぁ。


ということがわかりました。



記憶がとぎれとぎれなので、
何を話したかはよく覚えていません・・・・


やはり酔っていました。

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01/12/2006

できるかな・3

ようやく大掃除を終えた茶娘でありますが、

〆はクリーンセンターにゴミ処理をしに行くのです。

結局、「お姉さん、車2台で分かれて行きましょう」

という義弟くんの助言により、でかけました。

以後、茶娘1、2号の車内会話より。

な、なんかさ、はじめて入るよね。

ここさ。(ゴミ処理場)

ふつーの人が入ってもいいところやったとね。

なんか、入ったらいかんごたる気のしとったよね。

はじめて入るね。

どきどきするね。

よう、システムが分からんよね。

うん、分からん。

「一般のゴミ処理の方はこのレーンにならんでください」

って、看板のでとったよ、ここに並ぼうで。

みんな年始とに、今ごろゴミば捨てにきよらすよ・・・

ああ、私たちんごたるね。

どうも、あの係の人が検査ばして、

あの先の体重計のでっかいのに車ごとのって、

行くシステムのごたるね。

満面の笑みで係の人に「こんにちわ(*^_^*)ぁ」

あとは、可燃ごみ、資源ごみ、粗大ゴミ

と、車で移動しながら捨てていきます。

↓あ、義弟くんが・・・戸惑ってるよ。

ああ、あっちに重いもんばっかりのせたけんね。

ああ、ちょっと困った顔ばしとるね・・・

悪かったなぁ・・・(-_-;)

そうして、ゴミ処理場をぐるりと一周し、

はじめてのゴミ処理場行きは無事に終わることができました。

少しでもゴミを減らす工夫を考えねばいけません。

いかせば資源、捨てればゴミ。

そんな標語が目に入った茶娘たちでした。

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01/10/2006

できるかな・その2

2年越しの大掃除に明け暮れる茶娘です。

大掃除をはじめて、30分

みるみる、いらないものが増えていきます。

あー、もしかして、ここにあるものは、

昨年の大掃除の時に手を着けきれなかった地層だわ・・・

と思い出し、肩を落としました。

手をつけたのは、3年前か・・・

しかし、こんなことでくじけていては、

大掃除が終わりません。

涙を拭きながら、必死にゴミと格闘・・・

一時間が経過。

あ、そろそろ、車に運ばないとね・・・・

グキッ

あ・・・・腰に激痛が・・・・・・・・・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

泣きながらゴミをずるずるとひっぱり、

車にのせます。

そこへ、天の使い・義弟くん登場。

「お姉さん、こんなにあるんですか・・・・」

「無料で処理してもらえるのは、100キロ分までですから」

え???

そ、そんなにあるかなぁ。

「ついでに、資源ごみと、不燃ごみももってきたでしょう」

は・・・はい。

「我家の大掃除分もありますから・・・全部は乗りきれませんよ」

あ・・・・どうしよう・・・

あのー、じゃぁ資源ごみと不燃ごみは今度の回収日に出すから

粗大ゴミと可燃を・・・持っていこう!!

そして、ゴミ処理場(最近ではクリーンセンターと呼ぶらしい)へ

行くのでありました。

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01/09/2006

できるかな!?

大掃除が・・・

年明け早々になってしまった茶娘家です(-_-;)

かたづければ、ほら、いらないものが出る。

そう、ゴミですね。

私たちの住んでいる町では、2段階ゴミ有料化システム

というゴミ対策が取られていて、

有料のゴミ袋を買い、年に一人当たり決められた枚数の

ゴミ処理件をその袋に貼り、ゴミだしをします。

沢山ゴミを出せば、すぐにゴミ処理券はなくなり、

その後は購入しなければなりません。

この方式に変わって1年が経ちました。

生ゴミを堆肥に変える、とか

買物袋をマイバックにする。とか

いろいろな工夫をしていますが・・・・

やはり、長く生きていれば

「こんなん・・・・いつ買った?」

と、記憶にさえないものが家の中には

埋もれているわけでして・・・・

そんな記憶にないものを分別、再利用するのが、

年に一度の大掃除!

年末年始と2年越しで取り組んだ、茶娘家の地層には、

「・・・・どうしてくれよう」

というものがございました。

壊れた物干しとか、

ひびの入った灯油缶とか・・・

みんなカサバルんです。

これをゴミ出しするためには・・・

何枚のゴミ処理券が必要なのか・・・

ちょっとがっくりきてしまいました。<(_ _)>

そこへ、現れた天の声

「お姉さん、ゴミ処理場に自分でもっていけば、

ゴミ処理券はいりませんよ」

な、なんと!

天使の声は、義弟くんでした。

じゃ、じゃぁ・・・・こ、これも、これも、捨てられるのねっ!

う・・・うれしい。

ま、待っててね、頑張ってまとめるから!!

「お姉さん、ゴミ処理場は5時までですからね、

間にあうようにまとめてください」

時計を見ると3時・・・・

ビミョウな時間・・・・

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01/08/2006

まるで恋文のように

今日はうれしい電話をいただきました。

北村茶園では、電話、ファックス、郵便、
メール、インターネットなどでお客様からご注文をいただいております。

今日のお客様は、普段はファックスでご注文を下さる
超常連のYさま。

毎月、月のはじめころに、
緑茶を5本(または6本)注文くださいます。

茶娘も毎日20杯は飲むお茶好きですが、
Yさまも沢山飲んでくださいます。

「年のはじめですから、お電話でお話をしたいと思いまして。」

張りのある声、柔らかい物越し、のYさまの声。

「貴方はどちらの茶娘さんですか?」

「茶娘1号の智子と申します」

「おぅおぅ、昨年のお電話は茶娘2号さんでしたから、
 1号さんははじめてですね」

「はじめまして、<(_ _)>」

「ずっとですね、貴方が書いている手書きのお手紙を取っているのですよ」

「はじめはね、はじめーといったら3、4年前からでしょうか、
 その頃のはとっていなくて、でも毎回入っているから、
 なんとなく捨てられなくてね(^_^;)
 取っているんですよ」

「えええええ、本当にありがたいお言葉です
つたない文章で・・・お恥ずかしいです」

毎月ご注文を下さるYさまの手元には、3,4年分の
おそらく30枚ほどの手紙があるのでしょう。

まるで、恋文のように大切に取ってくださっている
お気持ちが本当に嬉しくて、電話口で泣きそうになりました。

「私はね、本州から出たことがないのです。
上は岩手、下は岡山あたりまで。
いつか全国を行脚しようとおもうのですよ」

「そのときには長崎にもお立ち寄りくださいね」

「私には92歳の父親がおりまして」

「うぁあああああ、お元気で素晴らしいですね」

「ですから、一緒に旅行ができなくて残念なのですが
いつか行きますよ」

「そうそう、北村のお茶はね、渋みがあっていいんです。
私は甘いものが大好きで、相乗効果といいますか、
甘いのと渋いので丁度いい」

それでは、今年もよろしくお願いしますね。

フリーダイヤルではない、私どもの電話に長距離電話を下さった

Yさま。年のはじめのお電話に本当に心がホカホカとあったかくなりました。

顔も知らない、お会いしたこともない、

けれど、北村さんのお茶をとても愛してくださっているお客様へ

ずっとこれからも、お茶をお届けできますように。

今年も頑張ります。

昨年よりも本年がより良い年になりますように。^/^

また、つたない茶娘の手紙が少しでも、温かい気持ちを
届けられるように、美しい日本語の本を沢山読みたいと
思います。

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01/05/2006

年賀状の底力

年に一度のごあいさつ
いつもお世話になったあの方へ

年賀状を書くのが好きな茶娘1号です。


今日、なつかしい友人から年賀状が届きました。

10年前、長崎・佐賀で共同開催された
「炎の博覧会」
焼き物の町ならではの博覧会でした。

私は免許をとったばかりの、
超迷惑な若葉マークドライバーで・・・

泣きながら、毎日会場へと車を走らせました。

そこでの仕事は、
ミニスカートをはいて・・・コンパニオン



と、いうのは、

どう考えても分かる嘘です。

そこでの仕事は、会場内で手品やジャグリングをする
外国の芸人さんのお世話係と、
イベントを進行するスタッフの楽屋係でした。

まったく英語が話せない(自慢にならん)のに、
米国人の芸人相手に、

「燃えるゴミ(ばーなぶる)」
「燃えないゴミ(あん・ばーなぶる)」

だけの片言単語で挑み、

きっちりゴミ分別を教え込みました。

休憩時間には「茶娘サーン、プラクティスでーす」

と誘われ、なぜか3つの玉を回す練習をしていました。

本当に仕事をしていたのでしょうか。アタシ・・・

そこでは、着ぐるみのマスコットもいて、

セラミックからもじった、「セラミーちゃん」

というとてもかわいいキャラが活躍していました。

そう、今日届いた年賀状は、そのセラミーちゃんから。

もちろん、中に入っている人からですよ。

セラミーちゃんに入っていたのは、

その頃の私よりも若い、高校生の彼女でした。

劇団に所属し、大きな目とかわいいしぐさで

精神的にはばっちり、惚れました。

彼女が中に入ったときのセラミーちゃんは、

本当にチャーミングで、愛嬌たっぷりで

彼女と過ごした暑い夏の日は、今でもよく覚えています。

イベントも終わり、
住所を交換して、別れました。

その後、進学のために大阪に行くというハガキをいただき、
いつのまにか、便りも途切れ、

私の記憶の中からも薄れていました。



年賀状ってすごい。

忘れていた10年前の記憶が蘇ってきました。

すぐに返事をかいて、ポストに入れました。


また、いつか会いたい彼女です。

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01/04/2006

食はじめ

70716993_156s みなさま

あけましておめでとうございます。

今年も慌てず、呆れず、放置せず、

ほどほどに厳しい突っ込みと、

慈愛のお心で茶娘にお付き合いくださいませ。 <(_ _)>

 

お正月ということで、
年末からちょっとだけおせちなどもつくりました。

我が家はひいおじいさんが京都の生まれ。
なので、お雑煮が・・・・・・ですね・・・

「かしら芋」という、さといものお化けのような
成人男性の握りこぶしよりも大きい芋入りの
白みそ仕立てのお雑煮を食べます。

写真をご覧下さい。
明らかに、器からはみ出しております。

この恐怖のお雑煮を・・・・

絶対に食べなければいけない・・・

商売人の家に生まれたサガ

かしら芋→頭→頭に立つような人間になれ!

と、生まれたときから呪文のように言われ続け

このお雑煮を食べなければ、お刺身も数の子も黒豆も
手をつけられない・・・
それはそれは、恐怖のしきたりでした。

はっきり言って、拷問です。

朝の起きぬけ、新年早々の食初めに
通常のサトイモの8ヶ分はあるお化け芋を完食するのです。

姉はこれでサトイモ嫌いになり、

私は日常的にはサトイモを料理することを避けるようになり

一番つらい思いをしたと思われるのは
妹と結婚した義弟で、

「この芋を残すようなら、妹の旦那にはなれないわよっ」

と、姉と私に圧力をかけられ、
死ぬ気で食べたのです。

ごめんね、義弟 よ・・・今年も一番大きい芋だったし。

そういうシキタリなのよ・・・

で、今年も挑んだお雑煮。

1時間から1時間半は攻略するのに時間がかかり、

芋をつぶしてどろどろにして食べたり、
別のさらに移して食べたり、
一点を見つめ、黙々と食べ続けたり・・・

ちょうど半分を食べたくらいから、
体に異変が・・・

「おねちゃん、顔に発疹ができてるよ・・・」

そういえば、体がなんだか熱いな。

鏡をみて驚きました。

「家族の皆様、ドクターストップです!

  芋アレルギーがでました!」

そう、高らかに宣言し、今年のお雑煮は残念ながら
途中棄権。

残った芋は、愛犬ががっつり食べてくれ、
結果オーライ

ひいひい、いいながら家族もなんとか食べ終え
正月行事は滞りなく行われました。

ふぅ。

おなます、煮物、黒豆(金粉をまぶしてみたり)
ハマチ、なまこ、かずのこ、かまぼこ、

などなど、

胃袋の中は、9割がた芋でありましたが、
少しづづ他のものもいただきました。

結びこんぶと鬼灯、梅干を入れた福茶も飲みました。

皆様はいかがな食初めをされましたか?

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